toki Architect design office - 土岐建築デザイン事務所

「ふたつのコートを持つ家」

遠くに小高い山を見渡せ、昔からある民家やアパートが建ち並び、まだ自然が残る場所に建つ住宅である。敷地は十分な広さが確保され、西と南に接道を持つ。南道路に面した3台分の駐車スペース、それに添って直線的にアプローチをとっている。また、それぞれの室内から庭の木々の移り変わりを愉しめるような配置となる。玄関に入ると正面にコート(中庭)を望む、この中庭を中心としてホール、廊下1、和室を配している。廊下1には洗面カウンターを設け衛生にも配慮している。また、この位置からバスコートの植栽が望める。直線的な廊下1を通り、リビングに入る。リビングはダイニング、キッチンに繋がった22帖の広々とした空間となり、キッチンの脇には独立したパントリー、家事室を設けた。ダイニングと家事室から廊下2を通り便所、洗面脱衣室、浴室に繋がる。サニタリーは婦人の家事動線を考慮した計画でもある。また、浴室はバスコートを望み、廊下1と面する。吹き抜けとなるリビングに設けた階段から2階に上がる。2階ホールは家族室として子供の遊び場や勉強する場所となる。その他、2部屋の子供室と南に向くベランダを配している。外観は、大きさの異なる2つの屋根がバタフライのようなカタチになり、建物の中に設けた2つのコート(中庭)からは四季折々の風や自然光が降り注ぐ。

「ふたつのコートを持つ家」 概要

建設地
岡山県浅口市
主要用途
専用住宅
主体構造
木造2階建
建築面積
112.07 ㎡
延床面積
120.49 ㎡
設計期間
平成25年3月 ~ 平成25年6月
工事期間
平成25年7月 ~ 平成26年2月