toki Architect design office - 土岐建築デザイン事務所

「静の家」

岡山市街地から少し離れた場所で、山裾に開発された古い団地に建つ住宅である。開発当時に造られた既設の車庫と階段があり、それらはそのまま残した設計である。また、既存の擁壁を一部解体し3台分の車庫を設けた。道路と敷地の高低差が1メートル程あるため見晴しの良い立地である。西に接道した既設の階段を上がると正面に広くとられたアプローチを抜け玄関に入る。玄関ホールから客人を迎える独立した6帖の和室があり、広縁を通して主庭を望む。ホールから10帖のリビングに入る。リビングから繋がる空間には独立した書斎と4帖分のダイニングを配している。ダイニングは一段下がったスキップフロアになっていてキッチンと対面している。キッチンは婦人の家事動線を考慮し、直線的にサニタリーに繋がる配置になっている。リビングに設けた階段を上がると南側に廊下を設けており、それぞれの寝室、子供室に入る。1階の居室からは洗い出しで仕上げた広いテラス(1.8×9)越しに四季折々の木々を楽しめ、同じくらいの広さがある2階テラスからは見晴しの良い山々を望む事ができる。それぞれの各部屋には優しい自然光が入り、穏やかな風が通り抜けるとニュートラルな静かな空間が生まれる。

「静の家」 概要

建設地
岡山県岡山市
主要用途
専用住宅
主体構造
木造2階建
建築面積
94.02 ㎡
延床面積
122.76 ㎡
設計期間
平成25年10月 ~ 平成26年1月
工事期間
平成26年5月 ~ 平成27年1月