toki Architect design office - 土岐建築デザイン事務所

「山里のいえ」

市街地より少し離れた場所に開発造成された敷地で、山手に向かう市道と並んで数件の民家が建ち、山の麓には寺院もある長閑(のどか)な環境に建つ住宅である。山から流れる水路があり、この水路を渡るとアプローチと併用した2台分の駐車場と前庭を設けている。玄関ホールからリビングに設けた土間へ入り、そこからリビングへと繋がる。また、もうひとつの入り口からダイニングとスキップフロアになったキッチンへ入る。これらの空間は28帖分の伸びやかな空間になっている。

リビングには3帖の和室があり、床の間の一部からガラス越しにコートに植えられた草木が眺められ、そのコートを挟んでサニタリー(浴室)を設けている。ダイニング、キッチンに設置した長さ5.5メートルのキッチンカウンターテーブルと土間に置かれた薪ストーブらは豊かに暮らす中心的な生活具となる。吹き抜けに掛けた階段を上がるとオープンになったファミリールームと、寝室、子供室、納戸、ベランダを配している。また、それぞれの部屋は南に向き、自然光と気持ちいい風を受ける。凛として佇む山里の家は、周囲の環境に馴染むマテリアルと外観デザインとなっている。

「山里のいえ」 概要

建設地
岡山県岡山市
主要用途
専用住宅
主体構造
木造2階建
建築面積
93.32 ㎡
延床面積
123.26 ㎡
設計期間
平成26年3月 ~ 平成26年8月

工事期間
平成26年9月 ~ 平成27年3月