toki Architect design office - 土岐建築デザイン事務所

「晴の家」

岡山市中心部の閑静な場所に建つ住宅である。土地区画整備事業の一画で、現状の田んぼを造成しての計画である。敷地は十分な広さが確保され、南の道路が接道となる。西にアプローチと玄関、南に駐車スペースと主庭をとり、配置にゆとりを持たせている。コンパクトに納められた玄関ホールは、玄関物置を設けた無駄のない間取りとなる。廊下はリビング、ダイニングと繋がった位置に配し、階段の上がり口にもなる。リビング、ダイニング、キッチンは23帖のひと繋がりとなった空間になり、最高2.8メートルの片流れの勾配天井となる。また、これらの部屋は南のテラスに向けて設けた大開口の窓から十分な採光を取り入れている。濡れ縁がある4.5帖の和室はリビングに接し、茶室のようなしつらいになる。サニタリーは婦人の家事動線を考慮し、廊下を挟みキッチンから直線的に設けている。また、キッチンからサービスヤードに通じ、より一層負担を軽減した家事動線とした。2階はホールに設けたオープンな書斎と寝室、予備室、納戸、便所、ベランダを設けている。また、ホールの書斎の一画には主人のコレクションの硝子ケースが列び、楽しい空間となっている。この住宅は3つの棟から構成され、要所に設けた窓からは明るい日射しと気持よい風を取り込み居心地いい住処となる。

「晴の家」 概要

建設地
岡山県岡山市
主要用途
専用住宅
主体構造
木造2階建
建築面積
107.65 ㎡
延床面積
129.17 ㎡
設計期間
平成25年5月 ~ 平成25年9月
工事期間
平成25年9月 ~ 平成25年4月