toki Architect design office - 土岐建築デザイン事務所

「ダイチノイエ」

最初にこの敷地に立った時に感じた気持ちをそのまま言葉として現したのが「ダイチノイエ」。どこまでも続く広い空と吹き抜ける風が印象的な場所である。ゆったりとした敷地に、テラスと中庭でつながった異なる高さの3つの棟をバランスよく配置した平屋建ての住宅は、全ての部屋から外部の3つあるテラスにそれぞれつながる開放的な間取りを考えた。暮らしの中心になるリビングには東西の両方にテラスを設け、室内と屋外を自由に行き来できるようにしている。ダイニングとリビングの間に設置した薪ストーブには、家族が集う暖かな団らんの場として、また、冬の間のキッチン以外の調理器具としての活躍も期待している。料理好きの夫妻のためのキッチンは最近では珍しくなった独立型。スペースに余裕を持たせ、二人並んで調理することもできるようにした。また、テラスとキッチンをつなぐ場所には窓とカウンターを設置し、外での食事の時にはここから配膳したり、調理中でも会話できたりと、楽しい仕掛けも作っていいる。広い大地にしっかりと根ざした、内と外が一体となったようなのびやかな空間では、ゆったりと流れる時間を愉しみに暮らしていけるのだろうと思っている。

「ダイチノイエ」 概要

建設地
岡山県倉敷市
主要用途
専用住宅
主体構造
木造平家建
建築面積
150.97 ㎡
延床面積
118.41 ㎡
設計期間
平成24年4月 ~ 平成24年11月
工事期間
平成24年12月 ~ 平成25年7月